遊書(ゆうしょ)とは、躍動感ある筆運びと、透明感あふれる墨色で漢字の意味合いをわかりやすく、美しく、面白く表現する新しい考え方の書道です。

私たちは文字と共に生きています。新聞、テレビ、メール、会社の資料など至るところに文字が使われています。さらに、情報社会の発展によってフォントという画一化された文字が登場し、文章がとても読みやすくなりました。

これにより、素早く相手に情報を伝えることができ、誤字脱字が減ることで誤解が生じづらくなったのはとても喜ばしいことだと思います。

その一方、機械が出力した文字では伝わりづらいものがあります。それは、一人一人が持っている個性や相手を思う気持ちです。

例えば、新年を祝う年賀状の文面がすべてパソコンが出力した機械文字だけで書かれていたときどのような気分になるか考えてみて下さい。

年賀状2017

おそらく、大半の人はその年賀状から冷めた空気を感じます。いくら素晴らしい文章で相手への愛や感謝の気持ちをつづったとしても、機械文字だけでは心の温かみが伝わりづらく、寂しい気持ちになる人もいるでしょう。私たちはこの問題に直面し、住所や宛名に機械文字を使っても、年賀状に付け加えるメッセージは必ず手書きにすることを学びました。

年賀状2017 手書きメッセージ

このように、手書きの文字には書く人の感性や、心の状態が宿ります。相手のことを思いながら丁寧で綺麗に書かれた文章は、見ていて気持ちがいいものです。手書きの文字はこれからもずっと大切なものになるでしょう。

さらに、筆を使って書く文字はペンよりも幅が広く、筆の毛先、墨の濃淡や筆の運び方のほんのわずかな違いだけで文字の表情をガラリと変えることができます。自分の個性や感情、相手を思う気持ちを映し出すにはこれ以上にない道具です。

綺麗な文字を書くためだけでなく、人それぞれが持つ個性を生かしながら自分を表現する世界です。

「といわれても、遊書ってどんな文字なの?」

という方のために遊書の作品をいくつかご紹介させていただきます。

作品「鳥」

作品「鳥(とり)」Bird

大空に向かって飛んでいる鳥の姿を表現しました。

 

遊書作品「鳩」

作品「鳩(はと)」ハト Pigeon

公園でよく見かける鳩がせわしなく「クッ、クルルー」と鳴きながら餌を求めて歩いているようです。

 

遊書の持つ躍動感と美しさを感じることはできたでしょうか。習い始めて直ぐにこのような作品を書くのは難しいですが、楽しみながら心を込めて練習するうちに必ず自分の納得できる作品が書けるようになります。

現在、東京、千葉、大阪、兵庫、栃木で遊書教室を行っています。もし、ご自身で書いた文字で人に感動を与えることに興味があれば、遊書を研究してきた講師たちがわかりやすく丁寧に説明、アドバイス致します。

また、マイペースで学習したい方や、教室から遠いところに住んでいる方には、講師に添削してもらいながら進める通信講座も用意しています。体験講座もありますので、ぜひ一度遊書の世界を体験してみて下さい。

遊書教室で学んでいる生徒さんの声をいくつか紹介します。

おしゃれで美しい筆文字をみつけました

遊書「朝の銀世界」

北川照子さん(60代)神奈川県在住

ある時、新聞で「福」という字を見た瞬間「わぁ〜こんな書が書きたい!」と通信ですぐ受講しました。福は私の母の名前だったのでよけいに感動したのかもしれません。それから遊書展を見に行ってすっかりとりこになってしまい、毎月神奈川から東京に夢中になって通いました。

最初は学校で習った書道とは全く違う書き方をするので、結構戸惑いアレッ?書けない、と練習の日々でした。師範初段の認定証を頂いた時は嬉しくて身体が震えました。遊書の奥深さに魅了されています。

家庭と仕事以外に夢中になれる顔があるって素敵

遊書作品「漁火」

永友 悦子さん (50代)埼玉県在住

ありがとうございます。まず最初に一猛先生、雅子先生にお礼を述べたいと思います。まだまだ未熟な私が師範認定を受けるのは早い気がします。

振り返ると、自分でもよく続けられたなと思います。筆を持つと心が落ち着き、家族の言葉、教室の皆さんのパワーに後押しされ、ここまでこれました。ありがとうございました。

これからはさらに難しくなると思いますが、精進したいと思います。

「家庭と仕事以外に夢中になれる顔があるって素敵よ」って友達に言われました。

遊書を見た瞬間「わ~素敵な書!」習いたい

遊書作品「宵待草」

原 昌子さん (60代)大阪府

「遊書」を初めて見た時は感動しました。私も書いてみたいでも本当に書けるかしら…不安でした。というのもこのような書道を初めて目にしたからです。

教室にロシア人のクリナさんがいらしたのが、習うきっかけになりました。外国の方が書けるのですから日本人の自分にもきっと書けるはず…と受講しました。

書くほどに段々とても不思議で面白く、奥深さを感じています。

とにかく粘り強く頑張りたい

遊書会員

田所 進さん(60代) 群馬県在住

新聞で遊書の「福」という文字を見て、いいなあ、やってみたい、どのように書いているんだろうと知りたさもあってすぐ受講しました。書き方が一般書道とは全く違うので、戸惑い悪銭苦闘の日々でした。

遊書は実に奥深い書道だと感じてきています。やはり教室は書き方、技術を早く習得できますし、仲間との情報交換もできるので楽しいです。一番嬉しいのは遊書の創始者の阿部一猛先生に直に習えることです。

体験講座について

遊書に興味が沸いたけど、続けられるか心配な方は体験講座を受講してみることを強くお勧めします。

1回1,500円120分の体験レッスンです。必要な道具は教室が用意しているものを無料でお貸しします。各教室の講師が分かりやすく丁寧に説明しますので、思う存分遊書を楽しんでみて下さい。

体験講座は次のページから予約できます。
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遊書の受講コースについては次のページをご確認下さい。
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